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労働基準監督署の臨検とは

 

臨検ついて


 臨検とは、労働基準監督官の立ち入り調査のことをいいます。
 そして、臨検の目的は、「法令違反自体の発見」と「その法令違反事項の是正
 となります。
 臨検に入られて問題があると、是正勧告が出る流れとなってしまいます。


臨検の種類


 ①定期監督
 労働基準監督署が行政方針を策定して、その中で監督の重点業種を定め、
 定期的な計画に基づいて行われる監督です。
 その他の業種が無いわけではありませんが、運輸業や建設業が多いようです。

 ②申告監督
 労働者から法令違反の申告が労働基準監督署にあった場合の監督です。
 事業場に労働基準法等に違反の事実がある場合には、労働者はその事実を
 労働基準監督署長や労働基準監督官に申告することができることとなっています。
 すべての申告について臨検が行われるものではないのですが、最近はこの
 申告監督が増加しているようです。
 また事業所に立ち入り調査をする場合の他、事業主を労働基準監督署に
 出頭させる場合もあります。

 ③再監督
 最監督は、定期監督等のその後の実施状況を確認するため行われています。
 是正の実施状況は是正報告で確認されますが、その是正報告が期日まで
 提出されていない場合等に行われる監督です。



臨検の作成時期


 原則として事業主に対して予告無く抜き打ちの臨検が行われる場合が多く
 見受けられます。
 そのため、帳簿類は整備、保管してくことが大切です。
 臨検が行われる日まで
に必要となる帳簿等を必ず用意しておかなければ
 なりません。

 ですので、告知されてから準備するのではなく、日頃から帳簿類は整備、
 保管してくことが大切です。
 また必ず告知されるわけではありませんので注意をして下さい。

 このような監督が行われ、法令違反があり、法令違反になる恐れがある場合
 には労働基準監督官は「指導票」「是正勧告書」を交付することになります。

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